戸建ての長所と短所

戸建てとマンションではかなりその性格に違いがある。戸建てとマンションの長所短所を見ていく。

新築戸建ての長所

  1. マンションに比べて、管理費・修繕積立金・駐車場代がかからない。
  2. 許可を得て、増築・建替えができる。
  3. 修理費が当分かからない。(これは新築マンションも同じ)
  4. 最新の設備を設置できる。
  5. 適宜適切に維持補修をしていけば、これからは価値が落ちず、10年経過すれば価値0ということはなくなる。
  6. 設備の更新も自由に工事できる。
  7. 家が古くなっても土地の価値は残る。
  8. 独立性が高い。
  9. 建物部分の固定資産税が安い。

新築戸建ての短所

  1. マンションと比べて、2階建ての場合がほとんどで、フラットでない。生活しずらい。
  2. 修理代がマンションより高負担になる。
  3. 町内会に加入し、役員を務めなければならない。
  4. マンションに比べると、木造で華奢。燃えやすい。
  5. 独力で将来の修繕費を預金しなければならない。
  6. 防犯面の配慮がより必要。
  7. ごみ当番が回ってくる。
  8. 土地の固定資産税負担。
  9. 木造は腐りやすく、また、シロアリ、ゴキブリ対策必要。
  10. 耐震性が弱い。地震・家事に弱い。

中古住宅の長所

  1. 新築に比べて低価格で買える。ローン返済が楽。
  2. 建物の固定資産税が新築に比べて安い。
  3. 改装・改築・修繕等の動機づけになりやすい。
  4. 入居前に、リノベーションしやすく、新築同様にできる。
  5. 間取りを変更しやすい。

中古住宅の短所

  1. 古臭い。
  2. 古すぎると、風呂場、流し等水回りを交換する必要が出てくる。
  3. ローンが付きにくい。
  4. リノベーション費用が高くつく。
  5. 土台をよく点検する必要がある。
  6. 修繕積立金をかなりの額、積んだ方が良い。
  7. 修理が頻繁に起こる。

現在では、家も車もステータスではなくなりつつある。それもあって、賃貸派が6割以上に増えているのだろう。もう住宅ローンの奴隷になるのは嫌だ、とか、一人っ子も増えていて、将来親の家がもらえるから今は賃貸で良い、と考える人も多い。低年収の今日、分不相応の家を買うものではない。どうしても買いたいという若い人には、戸建てよりもマンションのほうがいい。戸建ては、修理・維持費がすごい負担になるし、低年収の人で、修理を自分でやって、バラック化している物件をたまに見る。教育費負担や、リストラ、転職等何らかの理由で、修理費を工面できず、生活に追われてしまった結果なのかもしれない。将来年収も地位も上がったときに戸建てを買えば済むことだ。昔と違って、低年収の人が多くなり、持ち家、車を所有するのが難しい。質素に暮らし、子供が望めば教育を施し、預金を増やし、将来の低年金支給に備えなければならない。家を買うことが最優先ではない時代なのだ。信念があれば、賃貸生活でもぶれる心配はない。他人が持ち家だから、恥ずかしい、賃貸だと子供がみじめだという不安に駆られるのはしょっちゅうだと思う。しかし、揺るがない信念を家庭で醸成するほうが優先なのだ。